ライブやスポーツイベント、演劇などのチケットを個人間で取引できるチケット売買サイトは、予定が急に変わってしまってチケットをどうしよう?といった場合に便利なサービスです。
また、どうしても行きたいライブやスポーツイベントの購入期限が過ぎてしまっていたという場合にも、チケットを入手する方法の一つとなっています。
しかしチケット売買と聞くと、違法性やトラブルなど、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
運営元が取引を仲介することで、取引の安全性が向上することは、個人間取引と比べて大きなメリットです。
本記事では、2025年最新のおすすめチケット売買サイトをご紹介します。
自分にあったベストなサイトを見つけてください。
チケット転売サイトを利用する際に気をつけるべきことは?
2019年6月に「チケット不正転売禁止法」が施行され、チケットの高額転売は禁止されています。
不正転売とは簡単に言うと、興行主の同意を得ずに、定価を上回る金額でチケットの転売を継続的に行うこととなります。
定価を上回るチケットの転売は罰則の対象になりますが、チケットの転売自体が禁止されているわけではありません。興行主の同意を得た正規(公式)のリセールサイトでチケットを売買することは、不正転売にはあたりません。
政府広報オンラインで詳しく情報発信されています。

チケットが転売OKか確認する
チケットの中には、転売を禁止しているチケットが多く存在します。
売買したいチケットが転売OKなのか確認しましょう。転売OKだったとしても、チケット販売元が推奨する売買サイト以外の利用がNGな場合もあるため、注意が必要です。
チケットに個人名・連絡先などの記載があり本人確認が必要なものや、「転売禁止」と記載されているものが転売禁止チケットです。
出品されているものを購入しても無効扱いとなりますので気をつけましょう。
チケットを販売する際に、よく確認しないまま転売禁止チケットを販売してしまうと、チケット売買サイトの規約違反にあたり、アカウントの凍結やサイトの利用ができなくなる可能性が出てきます。
最悪の場合は違法行為に問われますので、チケットの記載事項をしっかり確認するようにしましょう。
定価を超えるチケットの売買は違反行為
定価を超えるチケットの売買が違反行為にあたます。
チケット売買サイトにおいては、定価以上の価格で買うのも売るのもNGです。
チケットを定価以上の価格で売買したり、転売禁止のチケットを売買した場合には、チケット不正転売禁止法に違反しているとみなされます(消費者庁|チケット不正転売禁止法について)。
1年以下の懲役か100万円以下の罰金またはその両方が科される場合があるため、チケットを売買する際は気をつけましょう。
チケット売買サイトの選び方
チケット売買サイトを選ぶ際には、以下のポイントを確認することが重要です。
取り扱いジャンル
チケット売買サイトによって、得意なジャンルが異なります。
ライブ、スポーツ、演劇など、目的に合ったジャンルを取り扱っている売買サイトなのかを確認しましょう。
ジャンルに特化したサイトも多いので色々な売買サイトを見てみましょう。
安全性
チケットが確実に手元に届くまで、サイト運営者がチケット代金を一時的に預かる形をとっているサイトでは、万が一チケットが届かない場合でも、チケット代の全額が返金されます。
信頼できるプラットフォームであるかどうか、特に詐欺対策や購入保証がしっかりしているかが重要です。
手数料
チケット売買サイトでは取引や振込などの際に手数料が発生します、チケット売買サイトごとに出品手数料や購入手数料が異なりますので、事前に確認しておくと予算オーバーを防げます。
取引手数料は、チケット代金に応じてかかる手数料のことで、一律で固定されている場合と、代金の7%といったように可変的な場合があります。
評判と口コミ
過去の利用者の評判や口コミを確認することで、信頼性や使いやすさを事前に把握できます。
チケット売買サイト
チケジャム
チケジャムはチケット売買(チケットリセール)仲介アプリです。
チケジャムはチケットを売りたい人と買いたい人をつなぐ チケットフリマ です。
代金はあらかじめ購入者の方から運営がお預かりして取引終了後に出品者の方にお渡しする 「安心決済」 や
入場補償をする 「あんしん補償プレミアム」 や 「匿名発送」 などのサービスも行なっています。
手数料
買い手の手数料 | 会員登録料 ・ 更新費 : 無料 取引手数料 : 5.5% (税込) 決済システム利用料 : 3.96% (税込) 送料 : 全商品無料 (売り手負担) |
売り手の手数料 | 会員登録料 ・ 更新費 : 無料 出品手数料 : 無料 送料 : 売り手負担 販売手数料 : 5.5% (税込) 売上振込手数料 ■ 通常出金1回 380円 (税込) ■ エクスプレス出金 1回 380円+引き出し申請額の2% (税込) ■ Amazonギフト券 1回 100円 (税込) |
買い手のキャンセル料 | キャンセル不可 |
売り手のキャンセル料 | 20% (税込)(10,000円以下の場合は一律2,000円) *取引成立後に売り手都合で取引をキャンセルした場合に限ります。 |
エクスプレス出金
エクスプレス出金とは、1営業日以内で振込手続きが行われる引き出し申請の方法です。優先的に振込処理が行われるため、手数料が通常の引き出し申請と異なり、通常の振込手数料(380円)に加え、引き出し申請額の2%がかかります。
Amazonギフト券への引き換え
チケジャムではチケットの売上金を、売り手側の振込手数料0円でAmazonギフト券に引き換えることが可能です! 「Amazonギフト券で引き出し申請」を選択した場合、通常1営業日以内に登録したメールアドレス宛にAmazonギフト券番号が送られてきます。
匿名配送
匿名配送は本人確認が完了した場合に限り、利用が可能です。
本人確認完了後、チケットを郵送する際はチケジャム運営事務局の住所を記入します。
チケトレ
音楽事業団体公認のチケット2次売買サービスです。
チケットはすべて券面価格で取引され、購入後の代金は運営事務局が管理するので金銭トラブルがなく、もし公演に入場できなかった場合には全額返金も実施。
チケトレで購入したチケットには、購入証明書が発行されます。
手数料
買い手の手数料 | 購入チケット金額の10% ※3,999円以下の場合は一律405円 決済システム手数料 : 購入したチケット金額の3% 決済システム手数料 : 購入したチケット金額の3% ※チケット購入時のみ加算 送料 : ¥600 ※送料一律 チケットの受取り方法「郵送」かつ購入者負担の場合のみ、チケット購入時に加算 |
売り手の手数料 | 出品手数料 : 出品チケット金額の10% ※3,999円以下の場合は一律405円 決済システム手数料 : 購入したチケット金額の3% 送金システム手数料 : ¥275 ※出品チケットの取引成立時に加算 |
買い手のキャンセル料 | キャンセル不可 |
売り手のキャンセル料 | キャンセル不可 |
チケット流通センター
チケット流通センターは、運営25年のチケットリセールサイト。
チケットを売りたい人と買いたい人をつなぐ安心の個人間取次ぎサービスです。
すべての売り手に身分証明書の提出による本人確認が実施されるので、安心してチケットを買えます。
手数料
買い手の手数料 | 会員登録料・更新料 : 無料 チケット発送費用 : 売り手が負担します 事務手数料 500~3,000円 : 297円(税込) 3,001~10,000円 : 440円(税込) 10,001~30,000円 : 770円(税込) 30,001円以上 : チケット代金の3.30%(税込) あんしん配送サービス利用料 : 825円(税込) |
売り手の手数料 | 会員登録料・更新料 : 無料 仲介手数料 500~3,000円 : 297円(税込) 3,001~8,000円 : 836円(税込) 8,001円以上 : チケット代金の10.45%(税込) |
買い手のキャンセル料 | 入金前まではキャンセル可 入金後はキャンセル不可 |
売り手のキャンセル料 | 500~3,000円 : 1,000円 3,001~8,000円 : 1,500円 8,001円以上 : チケット代金の20% |
あんしん配送サービス
「チケ流配送センター」を経由してチケットをお届けすることで、お互いの名前や住所等の個人情報を知らせず匿名で取引ができます。
チケプラ
出品者と購入者で直接取引をするのではなく、チケプラトレードを通して行います。
チケプラでは紙チケットも含め、購入したチケットはすべて電子チケットで表示されるのが特徴です。
チケプラが提供するスマホ専用アプリ「チケプラ電子チケット」で表示できます。
チケプラトレード Premium に登録すると6つの特典あり。
手数料
買い手の手数料 | チケプラトレード Premium 登録 : 月額440円(税込) トレード手数料:公演により異なる |
売り手の手数料 | チケプラトレード Premium 登録 : 月額440円(税込) トレード手数料:公演により異なる |
買い手のキャンセル料 | 取引成立後のキャンセル不可 |
売り手のキャンセル料 | 取引成立後のキャンセル不可 |
チケプラトレード Premium
6つの特典
・チケット当選確率最大7倍
・トレード手数料が何度でも割引
・出品したチケットが優先的に取引
・続けてお得な手数料無料クーポン
・気になる公演の通知が届く
・会員限定プレゼント
まとめ
チケット売買サイトについてまとめてみましたが、チケット売買サイトによって手数料やキャンセルのルールが大きく異なるので、利用を考えている方は公式HPなどで確認することをお勧めします。